＜概要＞
   政府では、重点的かつ効果的にサイバーセキュリティに対する取組を推進するため、２月１日から３月18日までをサイバーセキュリティ月間としています。サイバーセキュリティ月間中、政府機関はもとより、各種啓発主体と連携し、サイバーセキュリティに関する普及啓発活動を集中的に実施します。
   内閣サイバーセキュリティセンターでは、サイバーセキュリティ月間中、『ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld』とタイアップを行い、若年層をはじめとした幅広い層にサイバーセキュリティへの関心を持っていただくために様々な企画を行うこととしました。
   本企画では、製作委員会であるSAO-A Projectの協力により、同キャラクターを用いた2020年サイバーセキュリティ月間のタイアップポスター及びウェブバナーを作成します。これらを全国の関係機関と連携して掲出し、サイバーセキュリティ月間の周知を行います。
   また、２月１日から３月18日まで同キャラクターを用いた特設サイトの公開を予定しており、３月８日には秋葉原にて特別イベントを開催予定です。
   本企画では、「この世界(インターネット)を守るため、意志ある者よ、たちあがれ！」をタイアップキーワードとしています。『ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld』は、意志ある者たちが仮想世界《アンダーワールド》を守っていくストーリーであることから、インターネットの世界においても、意志をもってサイバーセキュリティへのアクションを起こし、インターネットの世界を守っていって頂きたいとの想いを込めています。
   本企画を通じ国民一人一人に、サイバーセキュリティ月間の趣旨が広く浸透していくとともに、サイバーセキュリティへの意識が高まることを期待しています。
 
   また、本企画について、『ソードアート・オンライン』チーフプロデューサーのEGG FIRM 大澤信博様よりメッセージをいただきました。
 
   この度、『ソードアート・オンライン』が2020年サイバーセキュリティ月間のタイアップ・タイトルに選ばれたことを大変嬉しく思います。『ソードアート・オンライン（略称：SAO）』の舞台は2023年以降の日本です。現実に最も近いサイバーテクノロジーを扱ったアニメーションですので、本キャンペーンにはうってつけのタイトルではないかと思います。
   SAOのアニメーション放送を開始した2012年当初はVR（仮想現実）、AR（拡張現実）、AI（人工知能）などのテクノロジーは言葉こそ存在すれど、あまり一般的に普及していない未来の技術でした。SAOは小説でありアニメーションですから、そこで扱う事件や技術も架空のもので、当然そこに潜む危険性も架空のものであったはずでした。ですが、この７、８年でそれらの技術は現実のものとなり、よってそこに潜む危険性も現実的なものとなりました。SAO内で起きるような事件が現実に起きないとは限らない時代になってきました。
   しかし、SAOの世界ではサイバーテクノロジーは人々に＜新しい娯楽や生活の利便性＞をもたらすだけでなく＜新しい世界＞をもたらす技術として描かれています。そうした＜新しい世界＞を将来享受するためにも安全性の確保が必要だと思います。
   本作を通じて少しでもこのキャンペーンに興味を持っていただければ幸いです。
 

 
＜ソードアート・オンラインとは＞
   『ソードアート・オンライン』シリーズは、川原 礫氏による小説作品で、2009年4月の第1巻発売以来、若年層のファンを中心に高い人気を誇り、累計発行部数は、国内1,500万部、全世界で2,200万部を突破しています。
   今回タイアップするTVアニメ『ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld』は『ソードアート・オンライン』シリーズ最高峰にして集大成となる大長編《アリシゼーション》編の後半のストーリーで、AIが人間と同じように育っていく仮想世界《アンダーワールド》を舞台に、主人公・キリトと仲間たちが、敵の侵攻から仮想世界を守るためにたちあがる物語です。また本年4月より『ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld』 2ndクールが放送予定となっています。
『ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld』 公式サイト（外部サイトへ移動します）
 
＜2020年サイバーセキュリティ月間ポスターイラスト＞
 

 

 
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