施策一覧

SecHack365

基本情報

実施者 (国研)情報通信研究機構(NICT)
対象者 自宅でインターネットを
利用する人向け
子ども層
中間層
シニア層
オフィス等でシステムを
利用する人向け
一般社員
管理職
経営層
セキュリティのプロフェッショナル
セキュリティに関する各種教育・
普及啓発をする人向け
子ども層
中間層
シニア層
相談窓口を利用する人
参加者・利用者の
居住・勤務地の条件
全国
施策の種別 人材育成施策 プラス・セキュリティ
セキュリティマネジメント
セキュリティ技術
普及啓発施策
難易度
(人材育成施策のみ)
中級
実施場所・実施形態 オンライン・オフライン
期間(実施頻度) 1年間
※毎年4月頃募集(2024年度の募集は終了)
費用 受講・指導の費用は無料
URL https://sechack365.nict.go.jp/

目的

今や社会基盤となったICTを脅かすサイバーセキュリティ上の問題は、既存のツールやシステムでは十分な対応ができていない状況です。これは世界的な情勢ですが、特に我が国においては海外製のツールやシステムを頼りにしすぎていたため、対応がより困難となっていました。そのため、未だ残るセキュリティの社会的な課題を分析研究し、それらを解消するアイデアを出す力と、解決策を実装する力を持った人材が強く求められています。
こうした問題意識から国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)サイバーセキュリティ研究所ナショナルサイバートレーニングセンターでは、さまざまな形のイノベーションによって課題を解消することができる「セキュリティイノベーター」人材育成のため、1年をかけてサイバーセキュリティ関連の作品を産み出す体験をしていただく、SecHack365プログラムを平成29年度から開催しています。

前提知識・経験

 ICTに興味がある、25歳以下の学生・社会人が対象

取組の概要

    SecHack365とは、“SECURITY +HACKATHON 365 DAYS”を意味する名称で、25歳以下を対象として、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)の持つ研究資産を活用しながら、一年をかけて実践的な研究・開発に取り組みます。

    学生、社会人など若年層を対象として、毎年4月に募集を行い40名程度の受講生を選考。各地で行われる年6回の集合イベントやオンラインでのイベントや指導など、他にはない長期ハッカソンによるモノづくりの機会を提供します。指導するトレーナーや仲間とともに「作る→見せる→意見をもらう」を繰り返しながら、1年間で作品を作り上げ、自らの成果を発表することが、SecHack365プログラムの大きな特徴です。多様な集団の中でお互い切磋琢磨しながら目標に向かうことで、学校教育等とは異なるつながりが生まれます。プログラム修了後は修了生コミュニティへの参加や、イベントや指導への参加などの継続した支援も行っています。